●復刻プロジェクトの目的
「和魂洋才」を具現した明治期の有田焼=「精磁会社」製品を復元し、消えつつある有田焼の熟練した職人技術の継承と伝統美を付加した品位ある新たな高付加価値製品の創出を図ります。
●復刻プロジェクトの参加者
有田製窯株式会社、株式会社塩田陶土、株式会社田島商店、銘品堂株式会社、株式会社窯品計画、有限会社東西古今を中心メンバーとして、九州陶磁文化会館・佐賀県窯業技術センターなど公的な機関への協力を求め、また有田・伊万里伝統工芸士会や各個々人の有識者・職業人の協力を得たいと考えています。
●復刻プロジェクトの目標
1)当面有田焼発祥400年の平成28年まで、10年間の期間限定プロジェクトとします。
2)復刻の原料仕様は原則として
・製土は有田泉山の陶石を主原料とします。
・釉薬は可能な限り明治期に使用されたものとします。
・精磁会社の色絵は有鉛の和洋絵の具を併用していると思われますが、食器の安全を第一として、無鉛絵の具を使用し極力色合いにおいて本歌に近づけるよう努力します。
・絵付け技術の伝承を主目的とするため、総手描きとします。
3)復刻製作の主な対象は、鹿鳴館竣工の前年、米国ボストンの貿易商アーサー・フレンチの指導のもと、精磁会社が見事に完成させた本格高級ディナーセットを含む170種に及ぶ製品群です。今年度は、その中から10点及び色絵大鉢、色絵花瓶の12種を目指します。復刻する洋食器の「色絵に竹文」はまさに和魂洋才を具現した完成度の高い製品群です。 |